資格の勉強を始めるなら、おすすめの資格

その他

 こんにちは、労務行政書士事務所 三九 です。

 資格を取る、取らないは別として初めて資格の勉強をするならFP(ファイナンシャルプランナー)がお勧めです。

 念のため、記載しますがFP資格(未登録)は持っていますが、FP協会には所属していません。

 単純にFP協会から依頼されていませんよ、と言いたかっただけです。

お勧めする理由

 お勧めする理由は、色々な資格の初期段階的なものを上手く纏めて学べるからです。

 広く浅く、と記載をすると字面が悪いのですが、記載している意味はもちろん良い意味です。

 目的がある場合、最初から専門的な勉強をすればよいだけです。

 しかし、初めて資格の勉強をする際、いきなり専門的な勉強というものは、目的があってもそれなり辛いと思います。

 市販本独学が基本でしたので、民法・商法は特に問題なく進めたのですが、健康保険法や厚生年金法などは初期学習時は大変でした。

 個人的に社労士試験より行政書士試験の方が馴染みやすかったです。

 FPの勉強を少し継続してみると、ご自身が好きな系統の法律、苦手な系統の法律がある程度判断できます

 民法に興味を持ったら、まずは行政書士。社会保険なら社会保険労務士。税金なら税理士。不動産なら、まずは宅建士、などにつなげていくことができるでしょう。

 また、FPのように色々な資格の初期段階的なものを上手く纏めて勉強をできる資格は他にないと思います(FP以外でも上手く纏まった資格があればそちらでもよいでしょう)。

 闇雲に探すよりもFPの勉強をしてみて興味が湧いた法律科目があればその勉強を続けて資格を取る、湧かなければ他の勉強をすればよいだけです。そのツールとしてFPはPH試験紙のように使えると思いますので、お勧めしています。

取得まで

 とりあえず、本屋に行き、FP3級の問題集と2級の参考書・問題集を買いました。

 ご自身が実行される場合は、アマゾンなどの試し読みでもよいのですが、全部は見れないので本屋に出向き、ご自身が読んで一番判りやすいもの、読みやすいものを選んでください。

参考書などはご自身が読みやすいもの、であることがとても重要。

 2・3級の問題集にいつも通り解答を書くことから開始。

 FPの問題は素直に聞いてくれるので、取り組みやすいです。

 話が脱線しますが、FP2級を受験するためには、認定研修を受けなければ受験資格を満たせなかったので3級から受験。

(認定研修を受けるより、3級受験+2級受験(市販本独学)のほうがかなり安上がりだったので、3級+2級受験を選択)

* 受験資格は、認定研修受講・3級合格・実務経験などがあります。

詳細は、日本FP協会 FPの資格と検定の種類 にてご自身でご確認を!

 3級の問題集を2日で一回終えるようにして、5回まわし終え、2級の問題集を開始。

 2級の問題集を開始すると、当然のことながら3級は簡単すぎるので、3級試験の1週間くらい前に問題集を復習。

 3級の結果が出るまで2級の問題を解いていましたが、結果が出るころには、2級の問題にも飽きて、2+3級受験で浮いたお金で簿記の勉強を開始(2級の試験前はほぼ簿記の勉強)。

 全て上手くいきましたが、簿記系統の勉強が好きではないことが判明。

 それから簿記系統の勉強をするのはやめました。

 お伝えしたいことは、

 択一試験系統に向いていないからと言って資格試験の勉強を嫌がるのではなく、簿記などの別系統の勉強が向いているかもしれません。試してみないと勿体ないですよ!

 ということです。

ご自身の向き・不向きが早めに判ることはとても重要!

まとめ

 資格の勉強で何から始めたらよいか迷った場合には、FPの勉強を始めてみる。

 FPの勉強は、ご自身の好みを探すPH試験紙的に使う。

 興味が湧いた法律科目があればその勉強を行い、湧かなければ簿記等の別系統の勉強を!

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